FILE2 記憶 その他


大きな本棚だ
…床にこすれた跡がある
壁にスイッチがある…
押しますか?             
薬品の貯蔵タンクだ
…もれた液が、ツタを枯らしている
薬品をビンに移した
薬品を注射器に満たした
逃げろ…
……他に生存者は?
アリッサ…
…私は不正な行為など
一切行っていない
まず外へ出ましょう
どこまで歩いても同じ道…
もう疲れたわ…
余計な荷物を
持ってきすぎたかもね
何?…欲しければあげるわよ
勝手に持っていきなさい
…あたしのことは放っておいて
ここで一休みしてるから…
机の下に何かあるようだが
暗くてよく見えない…
202号室… 患者宛て……
とメモに書かれている
カバーでふさがれたスイッチだ
…下に小さなカギ穴がある
錆びた鍵を使用した
植物と壁の間に何かありそうだ
暗くてよくわからない
…植物と壁の間に何か挟まっている
扉の隙間に何かありそうだ
暗くてよくわからない
…扉の間に何か挟まっている
植物の根の隙間に何かありそうだ
暗くてよくわからない
…植物の根の隙間に何か挟まっている
化け物に襲われて…
ここまで逃げてきたんですが…
途中でケガをしてしまって
娘とはぐれてしまったんです
もし娘に会ったら、ここにいると
伝えてもらえませんか?
このペンダントを見せれば
あなたの言葉を信じるはずです
私も探しに行きたいんですが
傷の具合がまだ…すみません…
あなた…だれ?
…しらない人には
ついていっちゃダメなのよ
ママがわたしをさがしてるの
ここでまつわ
ペンダントを渡しますか?
…これ、ママのペンダント!
ママがどこにいるか
しってるの?
……山小屋にいるのね?
どうもありがとう!
あなたのおかげで
娘のルーシーに会えました
どうもありがとうございます
お礼に、さっき見つけたこれを…
私たちは少し休んでからここを
出ようと思います
街だけではなく
この森にも化け物が…
でも、森を抜けさえすれば
助けを呼べるはずです
あなたもお気をつけください…
この人がママのことを
おしえてくれたんだよ
ありがとね!
わたしがママをまもるの
汚れた日記が落ちている
すでに調べた日記だ
ここで読む必要はない
すでに調べたノートだ
ここで読む必要はない
すでに調べたメモだ
ここで読む必要はない
紙切れが落ちている
すでに調べたものだ
ここで読む必要はない
新聞の切れ端が落ちている
すでに調べた新聞だ
ここで読む必要はない
床に手帳が落ちている
ベッドの下にメモが落ちている
すでに調べた資料だ
ここで読む必要はない
古いノートが落ちている
すでに調べた本だ
ここで読む必要はない
壁にメモが貼ってある
汚れた手帳が落ちている
古新聞が落ちている
薄汚れた紙束が落ちている
棚に古い資料がある
机の下に封書がある
ガレキの陰に日記が落ちている
石の隙間に紙片が落ちている
すでに調べた手帳だ
ここで読む必要はない
病院内の見取り図がある
<c4>【マップを記憶した】
見取り図がある
すでに記憶したものだ
古びた山小屋だ
人が住んでいるようだが…
不気味な木々がそびえ立っている
ベッドはかすかに暖かい…
本棚は書類やファイルで埋まっている
壁一面にメモが貼り付けてある
…字体が独特で読み取れない
キャビネットからは
衣類がはみ出している
空の酒ビンが並んでいる
新聞紙が積んである
日付は最近のものだ
古びた案内板だ
文字はにじんで読めない…
巨大な柵だ
植物の蔓がからみついている
警備員専用の宿舎跡だ
かなり厳重な警備だったようだ
窓はかなり汚れている
向こう側がよく見えない
いたる所に植物のツタが
からみついている
ガレキでふさがっている
これ以上は進めそうにない
エレベーターは
完全に壊れているようだ…
巨大な植物のツタが
天井や床を突き破って伸びている
窓ガラスが割れ
一面に散らばっている…
医師が貼ったらしきメモだ
汚れていて読み取れない
カウンターの周りは荒れ放題だ
棚の薬品ビンはどれも
ひび割れてほこりまみれだ
レントゲン写真がある
ここで診察を行っていたようだ
古い医療機器が放置されている
まったく動きそうにない
めぼしいものは
何もないようだ…
カートには血痕がこびりついている
シーツが色あせてしまっている
長い間放置されていたようだ
壊れた車椅子が
通路をふさいでいる
壊れた扉からツタが伸びている
ツタがからまり、ノブが回せない
何とか外さなくては…
外には濃い霧がたちこめている
天井が抜け落ちている…
老朽化が激しいようだ
事務用品などが置かれている
どれもすっかり汚れている…
古びた薬剤の箱が並んでいる
まともな中身は期待できない
死体がぶらさがっている…
ツタで締め上げられたようだ
死体からは血の気が失せている…
共用のシンクのようだ
カビとほこりですっかり汚れている
錆びついた古いベッドが
積み重ねられている
窓枠は錆びつき
カーテンもボロボロだ
高価そうな絵画だが
破れてしまっている
クモは動かない…
すでに死んでいるようだ
汚れた机が捨て置かれている
とくに気になるところはない
本棚には医学書が並んでいる
どれも傷みがひどい
植物が天井を突き抜けている…
今にも崩れ落ちそうだ…
あまり近づかないでおこう
足元には森の木々が見える
…落ちれば助からないだろう
貯水装置のようだ
すでに機能していない
建物全体を締め上げるように
ツタがからみついている
伸び放題のツタが
あたりを覆っている
床がごっそりと抜けている…
近づくのは危険だ
窓はツタで覆われている
かなりの高さだ
落ちればひとたまりもない
形容しがたい濃密な匂いが
一面に漂っている
植物のツタが窓を割っている
…建物全体を覆っているようだ
このベッドで休んでも
疲れは取れそうもない
ナースコールのボタンは
壊れているのか反応がない
ベッドの下には紙切れが
散乱している
古新聞が散らばっている
特に読む必要はなさそうだ
部屋のすみに紙切れが
散らばっている
木々が入り組むように茂っている
これ以上は進めない
古い写真だ
”アルとドロシー”
今にも崩れ落ちそうな吊り橋だ…
封鎖されている…
ここを進むのは無理のようだ
壊れたロッカーの中に
とりわけ必要なものはない
球根のような異様な物体が
部屋の一画を占拠している
滝つぼから吹き上げる冷気が
橋板を濡らしている
川の流れは意外と速い…
渡るのは難しそうだ
この先には道がないようだ…
無理に進むのはやめておこう
なぜか通れない…
ここから出るのは無理のようだ
吊り橋が落ちている…
別の道を探したほうがよさそうだ
カギを解除した
簡単なカギが掛かっている
【カギ部分がもろくなっている】
簡単なカギが掛かっている
内側からカギが掛かっている
カギが掛けられている
ノブに青い印がついている
カギが掛けられている
扉に「院長室」と書いてある
カギが掛けられている
扉に「私棟」と書いてある
扉のノブが壊れている
こちらから開けることはできない
建物をおおう植物の一部だ…
ドクドクと脈打つ部分がある
ツタが邪魔で通れない
カギが掛けられている
扉に「私棟」と書いてある
植物のツタがからまって
扉が開きそうにない…
開かない…建物が傾き始めている
急いでここを脱出しなければ