NBDファイルの差替え準備編



NBDファイルを差し替えて、自分の好きなようにキャラクターを配置する具体的な方法を説明します。(差し替え例)

次のファイルを用意してあります。ダウンロードしてください。
展開すると次のファイルが作成されます。
NBDFILE_CHNAGE_TOOL.zip

ファイル名またはフォルダ名
種類
用途(FILE1とFILE2共通)
NBDファイル自動振り分.bat バッチファイル 一括でEXPORTしたromdata.afsファイル郡で不要なファイルなどを削除し、NBDファイルをフォルダ単位で振り分けるバッチファイル。
STARSのNBDFILEに名前を付ける.bat バッチファイル STARS系のMOD PACKの各キャラクターのNBDファイルに名前を付けるバッチファイル。
ROMDATA空き容量確保 フォルダ NETBIO00.DATのromdata.afsの容量の空き容量をを増やすためのダミーファイル郡

準備編
1.
ISOファイルをバックアップする

正常に動作するISOファイルを必ずバックアップをしておくことを推奨します。
キャラクターの差し替えは、安全ではありません。作業を間違うこともあるし、変えてみたら動かないことや途中でフリーズするようになるといった現象が起こりえます。
その場合、失敗したISOファイルを削除してもう一度トライするためにも正常に動作するISOファイルを残しておいてください。
また、フリーズしたりするISOファイルができてしまった場合は、それを破棄(削除)したほうが良いです。
残しておくとうっかりそれをまたコピーしてフリーズするファイルが量産されてしまいがちです。

2.
NBDファイルをISOファイルより丸ごとEXPORTして取り出す

AFSExplorerを使用して、FILE1およびFILE2のISOファイルのNETBIO00.datファイルの[romdat.afs]ファイルを丸ごと任意のフォルダに一括してEXPORTします。

AFSExplorerを起動して「Imoprt AFS file from CD imgage」からFILE1またはFILE2のISOファイルを選択します。




NETBIO00.DATを選択してOKボタンを押します。


開いたら[romdata.afs]を選択して「Export」します。


EXOPORTする任意のフォルダを指定します。


大量のファイル郡がEXPORTされます。(NBDファイルだけではなく様々なファイルもEXPORTされます)
沢山のファイルができて混乱しそうになりますが、「NBDファイル自動振り分.bat」で不要なファイルが削除され
フォルダ単位で分類してくれます。



3.
NBDファイルを自動振り分けツールで振り分ける

一括でEXPORTされたファイル郡のフォルダに自動振り分けツールをコピーし、それを実行すると、不要なファイルを削除し、NBDファイルを自動的にフォルダに振り分けます。

「NBDファイル自動振り分け.bat」ファイルをEXPORTしたフォルダにコピーしてください。


バッチファイルをダブルクリックすれば、自動で振り分け開始します。


フォルダが作成されて、NBDファイルが分類されます。


フォルダ名
C.通常のゾンビ(E01_xx.NBD)
I.その他の敵

FILE1とFILE2はだいたいは一緒ですが、一部違うものがあります。
FILE1には存在しないNBDファイルや逆にFILE2には存在しないものもあります。
両方EXPORTして保持しておくことを推奨します。
4.
STARS系のMOD PACKのNBDファイルに名前をつける

STARRS系のMOD PACKのNBDファイルもたくさんあるので、番号だけだと管理しにくいです。
名前を自動でつけるようにバッチファイルを作ってあります。
それのほうがたぶんわかりやすいかと思います。

STARS系のMOD PACKのNBD FILEがあるフォルダーの全てのファイルを任意のフォルダーに丸ごとコピーしてください。(オリジナルは消さないようにしておきましょう)
そしてそのフォルダに「STARSのNBDFILEに名前を付ける.bat」ファイルをコビーします。


上記のファイルだと、どれが誰だかわかりくいので名前をつけます。
また、ROMDATA.AFSファイルの容量を空けるため未使用なファイルを小さくしたファイルが含まれています。これは、専用のファイルを用意しましたので今は気にしなくてよいです。
とりあえず、バッチファイルをダブルクリックで実行してください。


実行後、各NBDファイルに名前がつきます。(不要なファイルは削除されます)


5.
ROMDATA.AFSの空エリアを広げる

自分の好きなキャラクターを配置したい場合は、romdata.afsファイルの中にあるNBDファイルを差し替えることによって、実現できます。
しかし、romdata.afsファイルは、中にギッシリとファイルがあるため、サイズが大き目のNBDファイルを入れようとしても、romdata.afsファイルの容量が増えてしまい、結果ISOファイル全体の容量が大きくなりがちです。
これが発生すると、ISOファイルの全体のリビルドが必要となり、ISOファイル全体が大きくなってしまい、それをリビルドすることになるので、時間がかかり、そしてPCSX2上で動かした時に、不具合(フリーズなど)の原因になる可能性があります。
これを防ぐためにromdata.afsのファイルの中の不要なファイル(アクセスされないファイル)を小さいファイルに差し替え、全体の空き容量を増やす必要性があります。

こう書いてしまうとなんだか難しいように思えますが、簡単にできるようにダミーファイル郡を用意しました。
下記NBDファイルは、未使用未アクセスのNBDファイルです。
容量を空けるために、一つ一つ小さいファイルに置き換えています。


次の手順で、書き換えたいISOファイルのromdata.afsファイルの空き容量を増やしてください。
[romdata.afs]フォルダに対してIMPORTする。


ROMDATA空き容量確保のフォルダを指定してOKボタンを押す。


次の問い合わせが表示されます。「はい」を選んでください。


次はOKです。


一時的にAFSファイルを作ります。適当な名前のAFSファイルを入力してください。
後で不要になって削除ができます。名前をつけたら「保存」です。

ビルドが開始されます。


終わると次のような画面になります。OKボタンです。


次の問い合わせには「はい」です。


afsファイルが読み直しされて、次のような画面になります。


この時点では、まだISOファイルが書き換えられていません。
仕上げの処理をします。「Insert AFS File into CD image」を実行して、NETBIO00.DAT全体を書き換えます。


書き換えたいISOファイルを指定して「開く」です。


NETBIO00.DATを選んでOKです。(NETBIO01と間違えないように注意です)


インジゲータ表示がされますか0%のままチカチカする感じです。
暫く待ちます。


このメッセージがでたら完了です。OKボタンを押してください。


AFS Explorerを終了してください。
一時的に作成されたAFSファイルは不要です。削除して大丈夫です。

以上の作業で準備完了です。

次は実践編です。