PS2エミュを使用する場合



本来、本物のPlayStation2(以降PS2と略)で遊ぶものですが、PS2はすでに古い機体であり、持っていない人も多いだろうし、中古で購入するにしても、DVDの読み込みが悪かったりする可能性があります。
また、オンラインで遊ぶには、オンラインに対応したPS2が必要です。
しかし、PC(パソコン)でPS2のエミュレーションソフト(PCSX2 PS2 EMULATOR)を使用してWindows上でアウトブレイクを遊ぶことは可能です。




ただしいくつかの問題があります。

  1. 導入が面倒で難しい。
  2. PS2の本体を持っている必要がある。(※1)
  3. アウトブレイクのゲームDISCも必要。(※2)
  4. PCに接続できるPS2ライクなコントローラが必要。(※3)
  5. 違法性があるかもしれない

※1
PC上でPS2エミュレータを使用する場合、PS2のBIOSファイルが必要となります。
このBIOSファイルは、自分で購入したPS2からデータを吸い出し、PC上のハードディスクに置く必要があります。
これを不正な方法(ネット上からダウンロードするなど)で入手した場合は、違法となるそうです。

※2
PS2エミュレーターでアウトブレイクのゲームをする場合、アウトブレイクのDVDをPCのハードディスク上にDISCイメージで吸出し、保存する必要があります。
ゲームDISCを持っていない場合は、中古ショップかヤフーオークションなどで購入してください。
おおよそですが、アウトブレイクのFile1は、500円程度。File2は980円程度で購入できると思います。
これを不正な方法(ネット上からただでダウンロードするなど)で入手した場合は、違法となります。

※3
PC上で使えるPS2ライクなコントローラが必要です。L2とR2ボタンも必要ですのでそれに準拠したコントローラを入手してください。
PS2専用のコントローラがある場合は、PCにUSB接続できる専用の変換アダプターが必要です。



PS2エミュレータの長所と短所


PS2エミュレータを使用するにおいて長所もあれば短所もあります。
現在、アウトブレイクを楽しんでいる方は、ほとんど外国人です。
日本人は少ないです。7割から8割が外国人といっていいでしょう。
本来、正式オンラインサービスがされている時は、日本人しかいませんでした(外人がいたとしても、おそらく日本在住の人が日本のサービスに加入していたのでしょう)
日本人は、外人と一緒にプレイをすることは、ほぼなかったはずです。
詳しいことはわかりませんが、外国(アメリカと欧州のみ?)でオンラインサービスはされていたようですが、サーバーの運営や通信方法が異なることもあり、欧米の人と一緒にプレイはできなかったようです。

また、欧米でのオンラインサービス無料でしたが、日本より早くサービスが終了したようです。
(日本は2003年12月から2011年6月末まで。欧米は、2007年12月末で終了)

さらに日本人が考えた楽しい遊び方などは、欧米人にはあまり理解できないようです。
彼らはただただ、タイムアタックのように効率よくプレイをすることが好きな感じがします。
慣れてきたプレイヤーは、結局はナイフで戦ったり、打撃系武器で対峙3をするといったことしかしなくなってきます。
日本人が昔考えた「BR」や「まったりブレイ」や「AIPCプレイ」や「ヨーコを守れ」「二人のBOBを救え」「アリッサにおまかせ」「突撃マーク軍曹」「無言・無音プレイ」「アルアル祭り」「全員ジョージ系NPCで」「警官祭り」などなど面白楽しい企画プレイや色物プレイなど遊び心があるやり方は好まないようです。(文化的な違いかもしれません)
しかし、現在は、外国人がサーバーを運営し、外国人がこの日本発のこの面白いゲームを楽しんでいるのが現状でして、一部の日本人が、それを間借りして、肩身の狭い思いをしているかもしれない状態です。
そして、日本人気質と外国人気質に違いもあり、言葉の違いによるコミュニケーションの問題もあり、お互いになじめていないのが実情かもしれません。

この気質が違うという点も含めてプレイスタイルが異なっていて、一緒に遊ぶと色々な違いに戸惑いを感じてしまいます。
また、彼ら外国人のほとんどの人は、PS2本体を使用しておらず、PS2エミュレータを使用しています。
これには下記のような理由があるそうです。(詳しいことはわかりません。間違っているかもしれません)。

  1. OBSRVは日本のサーバー仕様を真似して再構築している。
    (欧米のサーバーは先に閉じてしまったため、通信仕様などの詳細がわからず、日本のサーバーが残っている間に仕様解析をしたらしい)
  2. このため、PS2とゲームDISCは日本向けの製品を使う必要がある。
  3. 日本向けりPS2とDISCは、欧米で入手はしにくい(コストがかかる)
  4. ゲーム上の日本語のメッセージを英語に翻訳する必要があり、その為、DISCにパッチ修正が必要となった。
    DISCにパッチを入れるとネットワークプレイ時に不正コピーDISCの判断機能(DNASチェック)がされて、不正なDISCと判断されて、エラーとなってしまう。これを回避するためにDNASェックをスキップする修正パッチが必要となった。

結局は、日本仕様のPS2とDISCを入手できても、日本語ではわからないのでこれらを解決するためにPCでPS2エミュレータを使用せざる得ないのが実情のようです。
なお、OBSRVは、PCエミュレータを使用することは推奨していません。

当然、日本人はPS2本体を使用することが多く、外国人はPS2エミュレータがを使うことが多いため、一緒にやるとH/Wの性質の違いに戸惑ってしまうという点があります。

PS2とPS2エミュレータの違いとそのユーザの傾向


PS2の場合
PS2エミュレータの場合
PS2の入手
PS2を持っていない場合は購入する必要があります。
PS2エミュレータをダウンロードし、必要なプラグインと設定を行う必要があります。
また、自分のPCの環境にあわせた設定の調整が必要となります。
本来ならば、購入したPS2からBIOSを吸い出してして使う必要がありますが、やろうと思えばダウンロードサイトからPS2のBIOSファイルを入手できてしまいます。(ただし違法)
ゲームDISCの入手
持っていない場合は購入する必要があります。
中古ショップで探すか、オークションサイトなどで探してください。
安く購入できると思います。
持っていない場合は、購入して、DISCイメージに吸い出し、PS2エミュで動かせるようにパッチを当てる必要があります。(ゲーム自体に改造をいれることになるので違法となる)
しかし、やろうと思えばダウンロードサイトからDISCイメージファイルを入手できます。(ただし違法)
DISCの吸出し、パッチなど結構面倒です。
PS2用のメモリカード
必要。
持っていない場合は別途購入する必要があります。
PS2本体に付属していないことがあります。
不要。
PS2エミュレータでPCのHDD上に仮想メモリカードが作成されます。
PS2のセーブデータを引き継ぐことは可能かもしれませんが、簡単ではありません。
コントローラ
PS2付属のコントローラがあれば問題ないです。
純正のコントローラのほうが使いやすいです。
必要
WindowsのUSB接続できるPS2ライクなゲームコントローラが必要となります。(L2とR2ボタンが必要です)
持っていなければ購入する必要があります。
またPS2用のコントローラをWindows上で使いたい場合は、USBに変換できる接続アダプターを購入する必要があります。
WindowsとPCエミュでコントローラの設定と微調整が必要となります、結構面倒ですが、これをちゃんとしないと、キャラクターを正常にコントロールすることができません。
コントローラのバイブレーション機能
良い。
PS2の純正のコントローラならば、最もいい感じでバイブレーションされると思います。
銃を撃ったり、敵に攻撃したり、されたりした時に要所要所で、ブルッ、ブルブル、ビリッ、ビリビリと強弱と長短あわせて臨場感ある振動が楽しめるとと思います。

これを基準にエミュと比較すると、残念ながらエミュはそうはいかないようです。
悪い。調整が必要。
実機のPS2の純正コントローラの様にはいかないようです。
使用しているコントローラに合わせた設定などが必要のようです。
コントローラの種類にもよるかと思いますが、バイブレーションONにしてもされなかったり、時々したり、しっぱなしになったり。妙に強かったり弱かったりするようです。
PS2の純正のコントローラを接続して調整してみても、なかなか実機のような臨場感は感じられないです。
ネットワークとその設定
持っているPS2にネットワーク機能が付属している場合は問題ないが、ない場合は別売りBBユニットなどのネットワークアダプタが必要となります。
OBSRVにアクセスするためのネットワーク設定は、PS2エミュに比べて簡単です。
PSエミュの場合は、バグのため、ネットワークの設定の画面がおかしな画面となり、OBSRVに接続するためのネットワークの設定画面でかなり手こずります。
設定に苦労するかもしれません。
画質 PlayStation2の実機の画質となります。
通常ゲーム画面は、512x448のサイズですので、今のPS3やPS4などに比べるととても綺麗とはいえません。
ハイスペックで高画質の描画機能を持つPC(俗に言うゲーミングマシン)ならば、実機のPS2上で表示される画面より遥かに高精度な綺麗な画面が表示させることが可能です。
ただし、それに見合った知識が必要かもしれません。
ワイドスクリーン 6:4の画面を疑似的に16:9のワイドスクリーンにできるが、本当の16:9ではない。 エミュレータのワイドスクリーンパッチを実行することにより、本物に近い16:9のワイドスクリーンに対応。
WIDE SCREEN化する方法(改)を参照。
ドアを開けて次の部屋に進むのが
遅い。
PS2エミュユーザと一緒にプレイすると、常に置いてきぼりをくらいがちになります。
このため、PS2ユーザからPSエミュユーザを見るとずるく見えます。
また酷い時は、最初から最後まで姿をみないことも起こり得えます。
早い
PS2ユーザがいつも出遅れてくるのでPS2ユーザをおいてきぼりにして、突っ走りプレイをしがちになります
PS2エミュユーザからPS2ユーザをみるとノロマに見えてしまいます。
特にシナリオの突破や記憶が顕著に表れます。開始したとたんにビューと走って、その後めったに姿を見ることもなく、どんどんシナリオ進めてしまう人が多いわけです。
イベントムービー解除後に動けるようになるのが
遅い
イベントムービーが解除された時にすでにPS2エミュユーザーが動き出しているので、死守のゾンビ戦でいきなりダメージを受けることがあります。
早い
PSユーザがいつもいきなりダメージを受けたりしていることを一切気にしていないか、小バカにしているかもしれません。
使えるNPCとコスチューム
少ない
File1とFile2で特定条件のクリアをしたり、SPを集めたりして、増えたリザルトポイントでNPCとコスチュームを購入する必要があります

PS2ユーザで使えるNPCは、あくまでもオフィシャルなNPCです。
恐らくFile3が発売された時に使えるようにしてあるNPCがありますが、残念ながらその隠されたNPCは使えません。
PS2エミュユーザーは右記のように、はじめからすべてのNPC(カ隠されたNPCも含む)とコスチュームが開放させることが可能なため、PS2ユーザから見ると、PS2エミュユーザは卑怯・ずるいということになります。
多い
25種類の隠されたオフィシャルではないNPCが使えるセーブデータが公開されているので、それを使えば、いきなり隠されたNPCも含めて全種類のNPCと全コスチュームがが使えてしまいます。

その場合は、セーブデータを別途入手する必要があります。

そのセーブデータについてもこのサイトで解説しています。
タイムラグ 発生しやすい。
PS2ユーザとエミュユーザが一緒にプレイすると、その特性上、一歩遅れてしまいがちです。
この為、エミュユーザが先に進んだエリアに続けて移動するとタイムラグが発生しやすく、常にラグに苦しめられがちです。
ラグを利用してゾンビを避けるとかラグがある時は、無理して戦わないとかラグに対する戦略を講じることが必要となりがちです。
発生しにくい。
エミュユーザが、PS2ユーザとプレイをした場合、特性上PS2ユーザより早く動けるため、ラグが発生しにくいです。
例えば扉をあけて次のエリアに移動した時に一番早く進めた場合に、ラグは発生しないようです。
この為、ラグに苦しめられることは少ないかもしれません。
またPS2ユーザがラグに苦しめられていることに気づかない人も多いかもしれません。
不具合とフリーズ PS2でもフリーズしたりしてゲームが止まってしまうこともありますが、PCエミュレータのほうがその確率は高いといえます。

OBSRVは正規PS2を推奨しています。
PC上でエミュレーションしてPS2を動作させるため、ゲーム途中で急に動かなくなったり、スローになったりすることが起こりえます。
それはPS2より確率は高いです。
これはPCにかかる負荷のためかもしれません。
また画面が乱れることも多いです。
PS2エミュレータは完璧ではなく発展途中でもあるため、OBSRVは、PS2エミュレータを使用することを推奨していません。(正規PS2を推奨している)
画面の乱れ ないといえます。 発生する。

PS2エミュレータでは、例えば設定画面などで途中で解像度が変わる場合や、ポップアップ画面(メニュー上に画面が新しく表示される画面)などでおかしな表示になることがあります。
また事前チャットや事後チャットでゴミ表示がされてしまうことがあります。
キーボートのF9でソフト描画に切り替えることで直る時もあれば直らない時もあります。
ただし、通常のゲーム中ではそれらはおきません。
ゲーム上でのチャット PS2にUSBキーボートを接続すると、ゲーム画面上でのチャット(ロビーチャット、事前チャット、事後チャット)がしやすいです。
キーボートがない場合は、ソフトウェアキーボートが使えますが、操作性が悪いのでお勧めはしません。
1000円程度の安価なキーボートを使うと良いです。
PS2エミュユーザーは、OBSRVのチャットルームを使用していることが多いです。
PS2エミュレータ上でもPCのキーボートを使ってチャットはできるのですが、キーボードを使うためのプラグインを使用する必要があります。
また、PS2エミュで定義されているショートカットとキー入力が緩衝してしまいそのままでは使いにくいです。
これを解決するための方法を用意しています。
ショートカットキーの機能
OBSRVとの連動性 OBSRVに同時にアクセスすることはやりにくいと思われます。
たとえばスマホでOBSRVにアクセスしながらはできるが、PS2の画面をテレビで見ながらPCの仮面でOBSRVにアクセスするといった感じになるので、連動性は低いといえるでしょう。
PC上でエミュレーションし、同時にブラウザでOBSRVにアクセスできるため、PC画面で一緒にプレイしている人とチャットをしながらプレイを進めるといったことがしやすいです。
またWikiなどで攻略情報を確認しながらプレイするといったこともしやすいです。
チートについて PlayStation2実機では、PARなどの改造コードをPS2に設定する機器が必要です。
現状としてはすでに古いものですので入手は難しいかもしれません。
なお、オンラインプレイでのチートは大変嫌がられますので使用する場合は、オフラインでのみ使用するといいです。
PS2エミュ(PCSX2)の機能を使用してチートは可能です。
オンラインて利用することは他のプレイヤーに嫌がられますので、オフラインでのみ使用するようにしましょう。

アウトブレイクのチートについて知っている限りの情報を開示しました。
PCSX2でのチートについてを参照してください。
カスタマイズ 基本的にはできません。 PS2のエミュレータを使えば、アウトブレイクのカスタマイズができます。
これはチートとは異なり、オンラインプレイでも他者に影響を与えることはありません。
例えば、キャラクターの見た目を変えたり、BGMを変えたり、キャラクターの名前を変えたりもすることができます。
詳しくは、「アウトブレイクのカスタマイズ」を参照してください。

このように違いがあります。
正規のPS2は、初期導入が楽です。
PS2エミュレータは、初期導入が大変面倒でつまづきやすいです。
また、PS2ユーザとPSエミュユーザが一緒にプレイするとその特性上、お互いに受け入れられない壁ができてしまいがちです。

事実、PS2ユーザはPSエミュユーザや外人とは一緒にやりたくないけど、プレイヤー人口が少ないから仕方なしにやると言っている人もいます。
また、外国の人は、なぜ日本人は、PCエミュを使わないのか? エミュ使ったほうが色々と便利だろ?頭悪いの?などと小バカにしているかもしれません。
なお、PS2エミュレータを使用している日本人もいると思います。
ややアングラ的な要素があるので、恐らく優越感に浸っているかたもいらっしゃることでしょう。

へへ俺様はお前たちと違ってエミュ使っているんだぜ。

チートもし放題だぜ。どうだいいだろう? 

へ?どうやったら使えるのか知りたいだと?

お前ごときには絶対にわからねーよ。
知りたきゃ自分で調べな!

などと思っているかもしれません。

事実、2chのスレッドでPS2ユーザとエミュユーザがお互いのことを
罵り合っていたいたりする場合があります。

正規PS2を使うか、PS2エミュレータを使うかは、ご自身で決めてください。


次は

PS2エミュに必要なものへお進みください。