かかかかかかか


オーディオ(SPU)の設定



音声に対するエミュレート設定をします。
音が聴こえない。音が大きすぎる。小さすぎる。音と映像が一致しない。音質が悪い。遅れて聞こえる。音割れがする。途切れる。
などといったトラブルに対処できます。
なお、高音質を求める設定をすると、システムに負荷がかかるそうです。
ほどほどのいい設定をしていきましょう。



Output Settings

まず前提として音が出る設定をします。
音がでないと他の設定の効果の確認ができないからです。
従ってMixing Settings より先にこちらの指定をしたほうがいいと思います。
恐らく昨今のPCは、サウンドシステム内蔵のマザーボード(オンボード型)が普及されているため、普通にPCから音声出力がされていると思います。
例えば、音楽データやCD音源、Youtubeなどで音声がちゃんと聴こえることを確認した上で、正しい選択設定をしてください。問題なく音声出力がされる指定をすれば良いと思います。
次の設定は、主に出力形式について設定します。

Moduleの選択

音がでるモジュールを選択してください。
モジュール
項目
説明(になってはいないと思うけど…)
0
No Sound(Emulate SPU2 Only)
消音モード(音はでません)
1
XAudio2(Recommended)
DirectXで推奨しているモジュールみたいです。通常はこちらを選んでください。
2
DirectSound(nice)
XAudio2で音がでない場合や、不都合がある場合は、こちらを選ぶといいかもです。
3
waveOut(laggy)
ラグが出やすいらしいです。非推奨。
4
Portaudio(crossplatform)
よくわかりません。Linux用?
DirectSound(nice)を指定した場合にConfigrationで設定できます。
DirectSound Device サウウンドデバイスドライバーを選択します。
複数のサウンドドライバーがある場合、使用したいドライバーを指定します。(プライマリサウンドードライバーは、今使用している(音がでているドライバーです)
要は音がでるものを選べばいいです。
Use acrappyaltematebufferingmode 選択したサウンドドライバーとの互換性を保つためのオプションのようです。
よくわかりませんが、クラック音やポップ音(パチパチ、プッ音とか)が聞こえる場合にONするかOFFするかするといいみたいです。
使用しているドライバーによって対応できない(エラーとなる)場合もあります。
Output Buffers 出力する為のバッファリング(音を貯めるためにメモリを使用する)の指定だと思います。
バッファリングを大きくすると恐らく音質がよくなり、音声が正確になると思いますがその分遅延が発生すると思います。
小さくすると、メモリ消費量は減り、遅延も減ると思いますが、逆に正確性が欠けてノイズ(プッ音とかパチ音)が発生するかもしれません。
Lantencyの調整とあわせて調整してください。
Volumeの調整

基準とするCD音源などと比べて、ゲームの音が大きすぎたり、小さすぎたりする感じがした場合、このスライダを調整してボリュームを調整してください。


また、ゲームのオプションから、基準とする音の調整もしておくといいです。
OPTION → SOUND SETTING
ゲーム中にSTARTキーでSOUND SETTING

Latency の調整

出力する為のバッファリング(音を貯めるためにメモリを使用する)の指定だと思います。
バッファリングを大きくすると恐らく音質がよくなり、音声が正確になると思いますがその分遅延が発生すると思います。
レイテンシー値が低い程音の遅延が小さくなります。値が大きいと遅延が発生します。

この値を低く設定しすぎるとクラックやポップ音など雑音が発生します。雑音が鳴らなくなる一番低い値に設定するといいかもしれません。
しかし、例えばデビットで連続ナイフ攻撃をした際に、「ハッ、ハッ、ハッ…ハッ!」といった感じで、音(声)と映像に合わせてタイミングを取ったりすると思いますが、この声が遅れて聞こえたり、早すぎたりすると慣れているタイミングがあわず、連続攻撃がうまくできないことも起こりえます。

遅すぎないように、かといって早すぎないような設定にしましょう。
SELECTキーを押してアイテムメニューを開いて閉じた際、ピョコン,プョンの音が遅れて聞こえたり、ノイジーな音がしないか確認するといいかもしれません。
Synchorizing Mode の調整

音声と映像の同期を行うモードを選択します。
映像(フレーム)に対して音声が合わないとアウトブレイクでは色々と不都合があると思います。
推奨されているTime Stretchモードにしてください。
モード
項目
説明(になっているかな…)
Time Stretch(Recommended) 推奨するモードです。
描画フレームと音声が一致します。
描画が遅れた場合でも音声も遅れます。
描画が早くても(ターボモード時など)、それに合わせた速さで音声が再生されます。
つまりビデオの早送り再生時、スロー再生時に音声も合わせて早送りされたりスロー再生されるのと同じです。
Async Mix
(Break somegames!)
描画フレームと音声が一致しないモードです。
描画フレームが早くても遅くても、音声は通常のままです。
このモードは非推奨です。いくつかのゲームではエラーとなるようです。
None (Audio canskip) 使わないほうがいいです。
描画と音声が一致しません。
Time Stretch(Recomended)を指定した場合にAdvancedで高度な設定できます。
こだわりがある人は変更するといいかもです。

there are advanced configuration options for fine turning time stretching behavior.
Larger values are better for showdown,while smaller values are better for speed-up.
Reset Default ボタン 設定をデフォルトに戻します。
Sequence Length よくわかりません。
Seekwindow Size よくわかりません。
Overlap よくわかりません。
Audio Expantion Mode

オーディオ拡張出力
モジュールの選択でXOutput2の選択した場合に有効となる設定です。
バイオハザードアウトブレイクは、STEREO出力ですので、5.1CHとかにしてもそれほど意味はないのかもしれません。
サラウンドスピーカーシステムを持っていないのでどう変化するかまでは確認ができません。
モジュール
項目
説明
Stereo (none,default)
ステレオ出力です。
Quadrafonic 4CH 出力
Sround 5.1 5.1CH出力
Sround 7,1 7.1CH出力
Use a Winamp DSP plugin

Winamp DSPのプラグインを使う時にONするらしいが、説明がないのでよくわかりません。
設定はOFFでいいです。
試してみたかったら、恐らくですが、inis_1.4.0 フォルダの SPU2-X.ini ファイルの以下の箇所に設定をすれば良いのかと思います。

SPU2-X.ini
  :
   :
[DSP PLUGIN]
Filename=ここにWinamp DSPのプラグインファイルパスを記入
ModuleNum=0
Enabled=TRUE
  :
  :


Mixing Settings

先にOUTPUT Settingsを設定し、音が出ることを確認してこちらのMixing Settingsを変更設定することをお薦めします。
主に音質の設定をします。

Interpolation

サンプリング周波数の補間方法の選択てことらしいです。
設定を変えて聞き比べみたのですが、使っているスピーカーやヘッドフォンが悪いのか良いのかもよくわからず、結局なにがどう違うのかは正直よくわかりませんでした。
ご自身で確認して良いと思う設定にしてください。
音質が良い=負荷が高くなるとのことです。
また補間処理の時間がかかるため出力が早め、遅めがあるらしいです。
そう言われてもよくわかりませんでした。
ご自身の環境で、音質が違うと感じられるならば、一番良いと思われるものを選択しましょう。
同じだと思われる場合は、負荷か少ない設定にすれば良いと思います。
選択項目
音質
速さ
説明
0
Nearesrt(fastest/bad quality)






最短距離補間。
メモリ使用量が最も少ない形式ですが<最も音質が悪いらしいです。
1
Linear(simple/okay sound)
線形補間。
Nearesrtよりも音質はいいらしいです。
2
Cubic(artifocal highs)
3次補間。
Linearよりも音質はいいらしいです。
3
Hermite(better highs)
実機が出力する音に近くて正確らしいです。しかし Cubic よりも遅めだそうです。
4
Catmul-Romo(PS2-like/slow)
CPU負荷は高いですが最も実機に近いエミュレートするとのことです。
負荷が一番高く遅いらしいです。
Disable Effects Processing

チェックを入れるとリバーブ等の効果エミュレーションを無効にするとのことです。
音質は低下するが、処理速度は向上するとのことです。
Use the de-alias filter

チェックを入れると。高音を強く強調するフィルターがかかるらしいです。
Enable debug options

開発者向けのオプションです。
関係ないのでチェックは外しておくといいです。